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日本伝統の「茶の心」を受け継ぎ、
日本文化のふる里、京都と融合する
福寿園
福寿園は古く、寛政2年の創業で大阪・神戸に通じる木津川の船着場として、また大和・伊賀街道の交叉地として諸物の集散地であった山城国上狛(現京都府木津川市山城町)に福井伊右衛門により茶商として始まりました。
日本茶は生糸と共に輸出の花形産業であり、主に神戸港より輸出、貿易茶の産地問屋として発展しました。
国内販売に主力をおき全国各地の茶店への卸売り、民間から官庁まで幅広い茶の納入に努めました。このころ始まったばかりの郵便小包制度を活用し、宇治茶を直接顧客にお届けする通信販売をはじめました。
宇治茶情報を伝えるPR紙「福寿園茶報」第一号を発刊しました。
六代目園主福井正巳が個人経営から法人組織とし、初代社長に就任、福寿園の基礎をつくりました。
生粋の宇治茶を味わっていただきたいとの思いから、京都駅に直売店一号店を開設。その後、卸売りの他に全国各地に直売店、百貨店への出店を行ない、製造直売の名のもとに宇治茶の宣伝販売に努めました。
良品質の茶を保存するため、業界に先駆けて乾冷式の冷蔵庫を竣工しました。
本社新社屋と煎茶・抹茶工場を竣工しました。
正巳社長の死去により、福井正典が社長に就任。この頃より茶業界も流通の変革期を迎えました。
包装・上茶・合組・乾燥の各工場、冷蔵庫・資材庫を伴った冷房完備の新工場増設により、量産体制を完備いたしました。
製茶加工から包装まで、すべて新機軸による省力化・オートメーション工場の新設、化学研究室の設置、貯材庫の増設をはかりました。
立体的新工場完成。生産の合理化、経営の近代化のために、完全自動冷蔵倉庫と一貫した製茶工場並びに高速自動包装機を拡充設置し、さらにコンピュータによるシステム管理と一層の省力化、コストダウンと徹底した品質管理体制を確立しました。
手もみ製茶など宇治茶の文化遺産を保存すべく「福寿園資料館」を開設しました。
量販店、業務用、海外等にお茶をお届けする「宇治の露製茶株式会社」を設立しました。
世界で初めて日本茶の缶ドリンクを発売しました。
全国的物流網に対応した「宇治の露山城センター」を開設しました。
ティーバッグ工場増設による生産能力の拡充をはかりました。
会長に福井正典が、社長に福井正憲が就任しました。
茶の文化(Culture)、健康(Health)、快適さ(Amenity)を研究する「福寿園CHA研究センター」を関西文化学術研究都市に開設しました。
海外第一号店舗の「福寿園シンガポール店」をオープンしました。
コラボレーションブランド「伊右衛門」を発売しました。
福寿園CHA研究センター別館増設工事が完成しました。
お茶づくりの体験施設「福寿園宇治工房(現 宇治茶工房)」を宇治市に開設しました。
福寿園本社、山城工場が環境に関する国際規格ISO14001の認証を取得しました。
福寿園山城工場が食品安全に関する国際規格ISO22000の認証を取得しました。
京の王朝文化と宇治茶文化を結びつけた「福寿園京都本店」を京都市四条通富小路角に開設しました。
お茶を使った菓子づくり店舗「福寿園宇治茶菓子工房」を宇治市に開設しました。
良質なティーバッグづくりのため「福寿園山城東工場ティーバッグ工場」を 木津川市に開設しました。
名誉会長に福井正典、会長に福井正憲、社長に福井正興が就任しました。
気軽に宇治茶を楽しめる店舗「福寿園宇治喫茶館(現 宇治茶亭)」を宇治市に開設しました。
福寿園CHA研究センターを拡張し「福寿園CHA遊学パーク」を開設しました。
福寿園山城工場と福寿園山城東工場が食品安全の国際規格FSSC22000の認証を取得しました。
山城の茶の歴史を伝える「福寿園茶問屋ストリート」を木津川市に開設しました。
次世代に向けた茶の提案店舗「茶寮 FUKUCHA」を京都駅に開設しました。
宇治市の福寿園宇治茶工房がリニューアルし、玉露亭と体験茶亭二十帖を開設しました。
茶の振興に生涯を捧げられた福寿園七代園主の茶園を開設しました。
1952年(昭和27年)、京都駅が近代的な駅ビルとして再建され、その階上に専門店を集めた「京都駅観光デパート」がオープンしました。そこに宇治茶を代表し、6代目福井正巳が直売店第一号店を出店しました。
その店に掲げられていた看板には、「一人でも多くの人においしい宇治茶を届けたい」という想いが認められ、当時としては珍しいコンセプトショップの先駆けともいえます。
皆さん 宇治茶を召上って下さい
宇治茶は京都府の重要物産で茶の京都か京都の茶かと云はれ
生粋の宇治茶は茶の生命とする香味が非常に優れ
地方産茶の追従を許さない品質を有して居ります
製造元より 皆様へ直接御取引を御願いして
宇治茶の宇治茶たる風味を充分味って頂きとう御座います
是非御引立の程を・・・
茶老舗 福寿園主人
昔の茶屋は、茶壺から茶を取りだし、量り売りをしていました。味噌、醤油も量り売りでした。
現在のように小袋に詰めて販売できるようになったのは、防湿包材のビニールなどが生まれ、袋詰めでも茶の品質が保てるようになったからです。
製造元が茶を小袋に入れて販売するようになったのは、弊社の京都駅店がはじまりといえます。